2011年10月4日火曜日

When you chase success, who follows you?


Stanford GSBには、View from the Topという、ビジネスリーダーによる講演が定期的に開催されている。

本日のゲストスピーカーは、Richard Fiarbank。Stanford大学経済学部卒業後、少年向けレクリエーション施設に勤めた後、Stanford GSBに入学。その後は、典型的Business Schoolの生徒と同様、コンサルティングファームに入社し、7年間コンサルタントとして勤めた後独立し、Capital Oneを設立した。

      

1. Capital One story

Capital Oneは、日本では馴染みの無い会社だが、アメリカ有数の金融機関だ。もともとクレジットカードビジネスからスタートし、その後、自動車ローンビジネスにも進出し、最近は、M&Aにより、Retail Bankingビジネスにも進出している。現在、全米で5番目に大きな銀行だ。

Stanford GSB時代からいつかは起業をしようと考えていたRichは、7年間コンサルタントとして勤務した後、起業の機会を探っている際に、クレジットカードビジネスにチャンスを見出した。彼は言う。

「既存プレーヤーは、今自分が行っていることが普遍的なビジネスモデルだと考えて疑わない傾向にあるが、世の中が大きく変わる際には、そのような固定概念は通用しないんだ。より最近になってあるビジネスモデルに馴染んだ人の方が、その古いやり方に深く関与してしまい、変革が難しくなるんだ。Capital Oneのストーリーは、クレジットカード事業の素人による、ゼロベースで客観的に物事を見ることの重要性を示す一つの例だと思う。」

彼は、以下の3つの点で、クレジットカードビジネスに大きな変革をもたらす可能性があると考えた。
  • ITの発達により、クレジットカード業界では、従来と比較して、大量の情報が取得可能である 
  • にもかかわらず、クレジットカード会社はそれを活用せず、旧態依然の方法でビジネスを運営している 
  • クレジットリスクの異なる顧客に全て同一の価格(金利)を提供するというのは明らかにおかしい