2011年12月1日木曜日

ビジネススキルを用いた社会への貢献


Stanford GSBでは、ビジネススキルを用いて社会問題の解決に貢献することをミッションとする、Public Management Program(PMP)がある。PMPは、毎年50を越す教育、環境、ヘルスケア、国際開発、公共政策、NPO、社会起業等の授業を提供しているほか、実務を通じて学習をすること機会を多く提供している。その一つが、Board Fellowsと呼ばれるもので、8ヶ月の期間、ベイエリア所在のNPOのBoard(理事会/取締役会)メンバーを務め、前職及びMBAで培ったビジネススキルをNPOが抱える課題(例えば、ブランド戦略、ファンドレイジング等)の解決に生かすというプログラムだ。



インパクト・インベストメント、社会起業といったブログのエントリー、そしてMBAに加えて環境科学の修士課程(クリーンテック)にも在学していることからもわかるように、僕は、ビジネスをうまく用いて社会問題を解決することができないかという問題意識を持ってMBAに来た。

当初は、どちらかというとビジネスを直接用いた問題解決に注目していたが、こちらにきてから、ビジネスとは別に、ビジネスの現場で培ったスキルを用いて、または寄付という形で、社会活動を精力的に行っている人が多数いることに驚いた。同級生でも、とても忙しい仕事の傍ら社会活動を精力的に行っていたような人が多い。

以前のブログで、「若いうちは社会的な問題意識を持たずにがむしゃらに働いて、金持ちになってから寄付をする」という伝統的アメリカモデルに対する批判的な見解を紹介したが、周りを見る限り、少なくとも日本との比較においては、同年代のビジネスパーソンがより社会問題に対して意識を持つだけでなく、その解決に積極的に関わる姿勢が伝わってくる。僕も、弁護士になりたての当初は、国選弁護士として刑事弁護に携わったりしたものだが、その後は、忙しさを言い訳にして、公益活動は積極的に行わなかった。 


ビジネススキルを用いて社会問題の解決に貢献するというのは、僕にとっては新鮮な考えで、とても興味を持つに至り、今年は、上記のBoard Fellowに申し込んだ。その結果、今から8ヶ月の間、Breathe Californiaという、草の根レベルの教育その他の活動を通じて、喘息等の肺関連の病気と闘い、きれいな空気、公衆衛生の改善を主張することをミッションとするNPOのBoard Memberを務めることになった。

プロジェクトの内容等は、今後他のメンバーとの議論等を通じて詰めていくことになる。恥ずかしながら初めてのNPOの経験であるが、できる限り貢献をしたい。





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